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着想家の仕事日記


by yumenotane

勉強も手づくりで

フェーストフードで食べる場がたくさんある社会ゆえに、手づくりの料理は価値が高まります。

同じように、マニュアル化された勉強がふえればふえるほど、自分で試行錯誤しながら創意工夫する勉強は、必要になってくるでしょう。

手づくり勉強会も開いてみたいと思います。

兄弟ブログ:アーツ・アンド・コミュニティ http://gs.tuad.ac.jp/matsuda/

では、ブリコロール(器用仕事人)を紹介しました。

あなたは、どの程度のブリコロールですか?

勉強も手づくりで_f0103153_1823627.jpg

# by yumenotane | 2011-05-12 18:02 | 山形新聞連載
幼いころは、全身で身近ないろんなモノや人と関わって、環境と一体になりながら遊びまわっていました。
遊びとは、豊かな人間の活動を環境に応答しながら行なう体験活動と言えます。
でも、自然はいざしらず、子ども向けの遊具などは、子ども向けにつくられて、大人の本物のモノではないものもたくさんあります。

では、子ども向けではなく、本物のモノをつかった豊かな体験は、いつできるのでしょうか?

そう考えてみると、小中高と成長するにつれて、受験勉強と一つの部活動しか経験しないで、就職して、就職してしまえば、その任務の仕事だけをする毎日となれば、せっかくこの世に人間として生まれ、これまで人類が営々と身につけてきた無限の、モノ×道具×イメージ による人間活動の豊かさは、いつ体験できるのかと思ってしませんか。

これは、人生において、一番もったいないことだと思います。

東北芸術工科大学の総合美術コースでのフィールドワークでは、たくさんの人間活動に挑戦していきます。

若者よ!人間活動の無限の体験をしよう_f0103153_12284233.jpg

# by yumenotane | 2011-05-09 12:28 | 山形新聞連載
テーブルを囲んで、各人めいめい自分の手を動かすものを何でもいいので持参して、ゆるゆるとおしゃべりします。
ただ、向かい合って話すのと、手を動かしながら話すのと、どう違うか?

百見は一行にしかずです。もし、お近くの方は、ご参加いかがですか?

または、みなさんの近くでも、開かれてみてはどうでしょう?

月1回のペースで行います。 杉並区のすぎなみ大人塾でも行います。ハンズインカフェという英語版造語でも呼びます。

当日の記録は、もう一つの毎日松田ブログに紹介します。

http://gs.tuad.ac.jp/matsuda/ 

おしゃべり手芸の会のお知らせ_f0103153_22372426.jpg

# by yumenotane | 2011-05-04 22:37 | 募集!

平安の貞観大地震の時期には、源氏と平氏の武士団がおこりました。
江戸幕末の安政の3大地震の時期に、吉田松陰、福沢諭吉が私塾をおこしました。

日本列島に住んできている我々は、地震とともに、新たな社会を再生してきたとも言えます。その主役は、若者。

戦後の高度経済成長期の中で、たっぷり資産を蓄えた高齢世代が、一気にこれからの社会をつくる若者に投資をすれば、再び、新たな社会がつくられることでしょう。

カギは、高齢世代が利己的な我をすてて、次の世代に与えることができるか、という人間性の根源的な変革ができるかどうかです。

常に、若い時には革新的でも、高齢化するにつれて自己保身になるのが、人間のさが。すると、次の若者世代は、自己保身化した旧世代を戦いで駆逐してきたのが、人間の歴史です。 その変革期と、大きな地震が重なってきたのが、日本の歴史のようでもあります。

世代の争いをせずに、世代が協力して、次の新たな社会をつくることができれば、それが最も大きな人類史の革命になるのではないでしょうか。

若者に投資をして育てる社会を!_f0103153_10464836.jpg

# by yumenotane | 2011-05-01 10:46 | 山形新聞連載
家は、そもそも、どのような意味があるのでしょうか?

今回の津波による大災害。テレビに映る津波によって家を流されてしまった風景。

そして、体育館などでの、避難所の空間、建設されている仮設の家。

衣食住の要件を満たす物理的なモノと、操作、団欒、くつろぎ などの根底には、

人間が生きる生存のための空間としての根源的な家の意味性を改めて感じます。

家体験ワークショップも、いかがですか?

家、囲い、居場所、空間と生存_f0103153_114440.jpg



 
# by yumenotane | 2011-04-27 11:04 | 山形新聞連載