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by yumenotane
| 2011-05-12 18:02
| 山形新聞連載
幼いころは、全身で身近ないろんなモノや人と関わって、環境と一体になりながら遊びまわっていました。
遊びとは、豊かな人間の活動を環境に応答しながら行なう体験活動と言えます。
でも、自然はいざしらず、子ども向けの遊具などは、子ども向けにつくられて、大人の本物のモノではないものもたくさんあります。
では、子ども向けではなく、本物のモノをつかった豊かな体験は、いつできるのでしょうか?
そう考えてみると、小中高と成長するにつれて、受験勉強と一つの部活動しか経験しないで、就職して、就職してしまえば、その任務の仕事だけをする毎日となれば、せっかくこの世に人間として生まれ、これまで人類が営々と身につけてきた無限の、モノ×道具×イメージ による人間活動の豊かさは、いつ体験できるのかと思ってしませんか。
これは、人生において、一番もったいないことだと思います。
東北芸術工科大学の総合美術コースでのフィールドワークでは、たくさんの人間活動に挑戦していきます。
遊びとは、豊かな人間の活動を環境に応答しながら行なう体験活動と言えます。
でも、自然はいざしらず、子ども向けの遊具などは、子ども向けにつくられて、大人の本物のモノではないものもたくさんあります。
では、子ども向けではなく、本物のモノをつかった豊かな体験は、いつできるのでしょうか?
そう考えてみると、小中高と成長するにつれて、受験勉強と一つの部活動しか経験しないで、就職して、就職してしまえば、その任務の仕事だけをする毎日となれば、せっかくこの世に人間として生まれ、これまで人類が営々と身につけてきた無限の、モノ×道具×イメージ による人間活動の豊かさは、いつ体験できるのかと思ってしませんか。
これは、人生において、一番もったいないことだと思います。
東北芸術工科大学の総合美術コースでのフィールドワークでは、たくさんの人間活動に挑戦していきます。
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by yumenotane
| 2011-05-09 12:28
| 山形新聞連載
平安の貞観大地震の時期には、源氏と平氏の武士団がおこりました。
江戸幕末の安政の3大地震の時期に、吉田松陰、福沢諭吉が私塾をおこしました。
日本列島に住んできている我々は、地震とともに、新たな社会を再生してきたとも言えます。その主役は、若者。
戦後の高度経済成長期の中で、たっぷり資産を蓄えた高齢世代が、一気にこれからの社会をつくる若者に投資をすれば、再び、新たな社会がつくられることでしょう。
カギは、高齢世代が利己的な我をすてて、次の世代に与えることができるか、という人間性の根源的な変革ができるかどうかです。
常に、若い時には革新的でも、高齢化するにつれて自己保身になるのが、人間のさが。すると、次の若者世代は、自己保身化した旧世代を戦いで駆逐してきたのが、人間の歴史です。 その変革期と、大きな地震が重なってきたのが、日本の歴史のようでもあります。
世代の争いをせずに、世代が協力して、次の新たな社会をつくることができれば、それが最も大きな人類史の革命になるのではないでしょうか。
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by yumenotane
| 2011-05-01 10:46
| 山形新聞連載